HTMLを使ってWebページを作っていると、「ここにちょっとスペースを入れたい!」という場面はよくありますよね。
しかし、HTMLではスペースを入れたつもりでも、見た目には反映されないことがよくあります。
今回は、HTMLでスペースを入れる方法を目的別にわかりやすく解説します!
1. HTMLでは半角スペースが無視される理由
HTMLでは、複数の半角スペース(空白)を入れても、1つのスペースとして扱われる仕様になっています。
例えば、以下のように書いても:
<p>こんにちは 世界!</p>
表示上は:
こんにちは 世界!
のように、スペースが1つ分しか表示されません。
2.
(ノーブレークスペース)を使う
複数のスペースを表示したい場合は、
(non-breaking space)という特殊文字を使います。
例:
<p>こんにちは 世界!</p>
➡ 表示:
こんにちは 世界!
ポイント:
1つで、半角スペース1つ分の表示。- 連続して使えば、好きな数だけスペースを入れられる。
- 「non-breaking space」という名前の通り、改行されないスペースです。
3. CSSでスペースを入れる方法
デザインとしてスペースを調整したい場合は、HTMLではなくCSSで制御するのが基本です。
例:文字の間隔を空ける
<p class="spaced-text">こんにちは世界!</p>
<style>
.spaced-text {
letter-spacing: 1em;
}
</style>
➡ 文字同士にスペースを追加できます。
例:要素同士のスペースを空ける(余白)
<div style="margin-right: 20px;">ボタン1</div>
<div>ボタン2</div>
4. 改行とスペースの違い
- スペース:文字と文字の間を空ける
- 改行:行を変える(新しい段落)
スペースを入れたいときに<br>
を連発するのは避けましょう。見た目が崩れる原因になります。
5. よくある間違いと注意点
- 半角スペースを連打しても意味がない →
を使いましょう - 表示を整える目的で
<br>
や空のタグを多用しない → CSSで制御するのがベスト - レスポンシブ対応を考えると、スペースは柔軟に調整可能なCSSで入れるのが推奨
6. まとめ
方法 | 内容 | 用途 |
---|---|---|
半角スペース | 無視される | ❌ 使えない |
| スペースを表示できる | ✅ ちょっとした空白に最適 |
CSS margin/padding | 要素間のスペース調整 | ✅ レイアウト調整におすすめ |
CSS letter-spacing | 文字間のスペース調整 | ✅ テキストの見た目を整える |
HTMLのスペースは、目的に合わせて使い分けることが大切です。
見た目を整えるだけでなく、アクセシビリティやSEOの面でも正しい使い方を心がけましょう!
おまけ:コピーして使えるコードスニペット
<!-- を3つ使ってスペースを入れる -->
<p>名前: 太郎</p>
ご質問やご意見があれば、コメントで教えてくださいね!😊
この記事が役に立ったらシェアお願いします!
HTML初心者の方にも届きますように!