💡 この記事でわかること
- Macのターミナルとは何か
- ターミナルの開き方
- 画面の見方・基本操作
- よく使う基本コマンド
- 初心者がつまずきやすいポイント
1. ターミナルとは?
ターミナルとは、
👉 マウスでアイコンをクリックする代わりに、文字のコマンドを入力してMacを操作するためのアプリです。
Macに標準で搭載されており、追加のインストールなしですぐに使えます。ファイルの移動やコピー、プログラムの実行、Gitの操作など、プログラミング学習を進めるうえで避けて通れない存在です。
💡 VS Codeにも「統合ターミナル」という似た機能がありますが、Macのターミナルはエディターに関係なく単体で使えるアプリという点が異なります。
2. ターミナルの開き方
Spotlight検索から開く(おすすめ)
もっとも手軽な方法です。
Command + スペースでSpotlight検索を開く- 「ターミナル」または「terminal」と入力する
- 候補に出てきた「ターミナル.app」を選んでEnter
Launchpad・Finderから開く
「アプリケーション」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダに「ターミナル」があります。Finderから アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル の順に開いても起動できます。
3. 画面の見方・基本操作
ターミナルを開くと、次のような文字列(プロンプト)が表示されます。
ユーザー名@コンピュータ名 ~ %
👉 この「%」や「$」の後ろにコマンドを入力し、Enterキーを押すと実行されます。
覚えておくと便利な操作
- ↑キー:直前に入力したコマンドを呼び出せる
- Tabキー:ファイル名やフォルダ名を途中まで入力して押すと自動補完される
- Command + T:新しいタブを開く(複数の作業を並行できる)
- Control + C:実行中の処理を強制的に止める
4. よく使う基本コマンド
今いる場所を確認する
pwd「今どのフォルダにいるか」を表示します。迷子になったらまずこれを実行しましょう。
フォルダの中身を見る
ls # 一覧を表示
ls -la # 隠しファイルも含めて詳細に表示フォルダを移動する
cd フォルダ名 # 指定したフォルダに移動
cd .. # 1つ上のフォルダに移動
cd ~ # ホームフォルダに移動フォルダ・ファイルを作る
mkdir フォルダ名 # 新しいフォルダを作る
touch ファイル名 # 新しい空のファイルを作るファイル・フォルダを削除する
rm ファイル名 # ファイルを削除
rm -r フォルダ名 # フォルダごと削除⚠️ rmで削除したファイルはゴミ箱を経由せず、元に戻せません。実行前に本当に削除してよいファイルか、必ず確認する習慣をつけましょう。
Finderでフォルダを開く
open .👉 今いるフォルダをFinderで開いてくれる、Mac特有の便利なコマンドです。
5. 初心者がつまずきやすいポイント
- 絶対パスと相対パスの違い:「/」から始まるパスは「絶対パス」(どこにいても同じ場所を指す)、「フォルダ名」から始まるパスは「相対パス」(今いる場所からの位置)です。混同するとエラーの原因になります
- スペースを含むフォルダ名でエラーになる:「My Folder」のようにスペースを含む名前は、そのまま入力するとエラーになります。前後を引用符で囲む(
"My Folder")か、Tabキーで補完すると安全です - sudoコマンドの実行には注意する:
sudoを先頭に付けると管理者権限でコマンドを実行できますが、Macの重要なファイルを壊す危険もあります。意味が分からないコマンドをネットからコピーしてsudo付きで実行するのは避けましょう
まとめ
ターミナルは最初こそとっつきにくく感じますが、pwd・ls・cdの3つのコマンドで「今どこにいるか」を把握することに慣れれば、他のコマンドも扱いやすくなります。
VS Codeを使う場合は、この記事の内容がそのままVS Codeの統合ターミナルでも使えます。あわせて確認してみてください。